子宮がん検診

子宮がんには子宮頚がんと子宮体がんがあります。

子宮頚がんは子宮の入り口に出来るがんでHPV（ヒトパピローマウイルス）の感染が原因で発症し、20～30代の若い女性に急激に増えています。HPVは性交経験のある女性であれば誰でも感染する可能性がありますが長期間の持続感染でがんを発症させるウイルスです。
当クリニックでは1年に１回の子宮頚がん検診をお勧めします。
またご希望があればHPVに感染しているかどうか詳しく検査することができます。ご相談ください。

子宮体がんは子宮の奥にできるがんで多くは更年期以降の年代に発症します。妊娠・出産の経験がない方や糖尿病・高血圧など合併症のある方は検診をお勧めします。
子宮の奥に細い器具を挿入しますので少し出血したりちくっとした痛みを伴う場合があります。

超音波検診

子宮や卵巣の状態を見る検診です。
子宮筋腫や子宮内膜症・卵巣腫瘍・卵巣がん・子宮奇形などいろいろな病気の有無が確認できます。
特に卵巣の病気は無症状で進行する場合があるので、ぜひ受けていただきたい検診です。

性感染症検診

20～30代の女性に非常に増えています。
クラミジアや淋菌感染は放っておくと不妊症の原因となることがあります。ぜひ検診を受けましょう。

妊婦健診

当クリニックには分娩施設はありませんがセミオープンシステムによる妊婦健診を行います。このシステムは妊娠33週頃までの妊婦健診は近くの診療所で行い、34週以降の健診・時間外や緊急時の対応・分娩は設備の整った総合病院で行うシステムで妊婦さんの利便性と安全性を考慮したシステムです。
詳しくは当クリニックまでお問い合わせください。

避妊

低用量ピル

毎日内服し避妊効果を得る方法です。体調や既往症・合併症によっては内服できない場合があります。希望の方はご相談下さい。
費用は１ヶ月2,500～3,000円（税込）で、年1回診察と採血を行い体調の確認を行います。

緊急避妊（モーニングアフターピル）

性交後72時間以内に受診し薬を内服することで妊娠の可能性を減少させますが100％避妊できる訳ではありません。
当院では緊急避妊薬として認可され、吐き気副作用の少ないレボノルゲストレルを処方いたします。
費用は11,000～13,620円（税込）です。

子宮内避妊具

子宮内に小さな器具を挿入し避妊する方法です。（器具は2種類あり選択できます。）
出産経験のある方にお勧めする方法で外来で挿入可能です。器具がきちんと入っているかどうかの定期的な診察が必要となります。
費用は44,000～77,000円（税込）です。

人工妊娠中絶

都合により当分の間中絶手術は行わないことといたしました。
ご了承くださいますようお願いいたします。

生理日の移動

旅行や結婚式など大事な予定があり生理日を変更したい場合は生理予定日の５日前までに受診していただくと生理を遅らせることができ、1ヶ月前までの受診で早めることもできます。ご相談下さい。
料金は3,850円（税込）です。

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんはHPV（ヒトパピローマウイルス）の持続感染が原因で発症するためワクチンで予防することができます。
予防効果は性交開始前の年齢が最も高いですがそれ以降でも十分期待できます。
間隔を開けて3回の接種が必要です。受診の上ご相談下さい。